豆でもない、芋でもない、犬のきんとき
きんときは仔犬のころから、目の周りの毛が薄い仔でした。
外耳炎を頻発し、年中体を痒がり、ケージをガタガタいわせて掻きむしっていました。
背中側の毛は人並み(犬並み)ですが、お腹側の毛は薄く地肌が見えていました。病院通いはしょっちゅうです。
痒がり病院へ → | ステロイド剤を処方されおしっこの量が増える → | どうにか症状が落ち着く → | 再発 → | 病院を変える |
こんな事の繰り返しで、その間、アレルギー犬用の餌を与えたり、病院の処方食にもしてみました。
(中には餌自体にもアレルギーをおこし瞼や唇が腫れて、黒いタラコ唇になったことも)
おやつにも気を使い、ジャーキーは避け野菜や果物を与えるようにしていました。(そのせいで、きんときは今でも生野菜も大好き)
シャンプーも効果ありと聞けば飛びついて、色々試してみました。
7歳までそんなことを繰り返し、耳血腫を左右の耳とも発病し、とうとうお腹の皮膚は苔麟化(皮膚が厚く黒くなりゴワゴワになる)、首から顎にかけても掻きむしってじくじくとなり一部苔麟化しはじめました。
脚の内側も痒くて自分の歯で掻いて毛が薄くなり地肌が見えるように。指の間も赤くなり指間湿疹を起こしていました。
そんな頃、新聞のペット特集できんときの症状そっくりな子に、コールタールシャンプーが効くと書いてあったのを読んで、ネットで探していたら、藤沢(神奈川県)に皮膚専門の動物病院があるという情報に行き着きました。
一度診察を受けたら、後はメールに患部の写真を添付して送ると、症状に合わせて薬を処方してくださるとのこと。
(たまに診察を受け、血液検査をして頂かなければいけませんが。)
2007年4月予約をして診ていただきました。
とても細かい項目の血液検査などをし、きんときはハウスダストのアレルギー(我が家は汚いのか・・・)で、ある(何だったか覚えていませんが)ホルモンの量が少ないとのこと。
そして、色々な薬を合わせた粉の飲み薬、ホルモン注射、苔麟化をなくす黒い塗り薬、指間湿疹の塗り薬をいただきました。
あれから2年。ホルモン注射は終了し、お腹や首の苔麟化は薄くなり、外耳炎はたまにありますが指間湿疹の発生回数は減りました。
まだ、完治はしていませんし肝臓の薬なども飲んでいますが、あのひどい痒みのストレスからは解放され、お腹側の毛も増え、脚の地肌も見えなくなり、以前より毛深い犬になりました。
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